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ナムジャイブログ

2014年09月17日

人間のご機嫌

同じく『だんご三兄弟』の歌がヒットすると「だんご」が飛ぶように売れた。
ただ、ブームが去るとヒット以前より売り上げが落ち、
「こんなことならブームなど来ない方が良かった」という話が聞こえてきたりもした。

今、ネコの人気が高まって、世界的に猫ブームが起こっているという。
たしかに、ネコとのふれあいができる「猫カフェ」と呼ばれる空間が話題を呼び、
世界的な広がりを見せている。
そして、ペットとしての猫の人気が上昇しているようだ。

イヌは人間の意をくみ、人間のご機嫌を窺ったりする習性があるのに対して、
ネコは、自分の好奇心を満たすことが最大のテーマであり、
気まぐれで、人間におもねった行動とは無縁の生活をしている。
このような行動が、
猫好きには、たまらなく愛らしいと感じるようだ。

『吾輩は猫である』を書いた夏目漱石も猫好きで、その弟子の内田百閒は、
迷い込んで来たノラ猫に非常な愛着を感じたエッセイを残している。

目を西洋に転じると、フランスの作家メリメと言えば、
奔放な愛に生きる女性を描いた『カルメン』を著した人物として知られるが、
彼も無類の猫好きだったようだ。

メリメは素描の猫を幾つも書いている

その彼は、
「猫と女は呼ぶと逃げ、呼ばないときにやってくる」という言葉を記している。
言われてみれば、たしかにそのような世界がある。

考えてみれば、「ブーム」というものもそれに当て嵌まるものかも知れない。
ブームを作り出そうとすると、悉(ことごと)く外れ、
思いがけないときに大ブームが訪れたりする。

人の世はネコと同じ、人の思惑どおりには いかない。
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Posted by yikeo at 11:19│Comments(0)杂文感想
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